公益財団法人 衣笠繊維研究所

公益財団法人 衣笠繊維研究所とは、

繊維学とその基礎学問領域の成果を研究報告書、書籍発刊、講演会など
の啓蒙活動によって広めるとともに、当財団が維持管理する国登録有形
文化財「衣笠会館」の一般公開事業を行う。

研究・技術開発

   
      
重点研究
外部連携研究
学術研究助成公募要領
 

     外部連携研究
      外部連携研究の推進

          この法人では、繊維関連の研究開発事業の一環として、新しい切り口となる研究課題、これまでの研究を深化させる研究課題、
          他分野との境界領域を創造する研究課題、地域に根ざした研究課題など多様な課題を発掘し展開するため、外部の試験研究機
          関、大学などと連携して新しい知見の蓄積を推進してきました。毎年、数件の外部連携研究課題を公募しています。これまで
          得られた研究情報は、それぞれの年度の繊維研究所報告書で開示すると共に、学術研究雑誌にも受理されて掲載されてきました。
         

         






【令和4年度】
 
・上田 香 (嵯峨美術大学)
    強撚糸「八丁撚糸に関する研究」(継続)
         〜八丁撚糸を生かした新素材開発とその特性〜  
【令和3年度】
 
上田 香 (嵯峨美術大学)
    強撚糸「八丁撚糸に関する研究」
         〜八丁撚糸を生かした新素材開発とその特性〜
【令和2年度】
 
・小田 明佳 (京都市産業技術研究所)
  「シルクを用いた好風合い・消臭機能素材に関する研究」(継続)
 ・鈴木 秀之 (京都工芸繊維大学)
 「ナイロン4,6の合成中間体プトレッシンの微生物生産法の開発」(継続)
   ・Anni YU(京都工芸繊維大学) Effect of Inlaid Yarns and Inlaid Method on Compression Behavior of Weft-knitted Spacer Fabric
  (よこ編スペーサーファブリックの圧縮特性に関するインレイ系とインレイ方法の影響)

【令和元年度】
 
・小田 明佳 (京都市産業技術研究所)
  「シルクを用いた好風合い・消臭機能素材に関する研究」(新規)
 ・鈴木 秀之 (京都工芸繊維大学)
 「ナイロン4,6の合成中間体プトレッシンの微生物生産法の開発」(新規)

【平成30年度】
 
・齊藤準 (京都工芸繊維大学)
  「野生絹糸昆虫類の色彩関連分子の資源活用に関する研究」(継続)

【平成29年度】
 ・
奥山 誠義 (奈良県立橿原考古学研究所)
  「観察および化学分析法を用いた出土繊維製品の構造と材料に関する総合的研究(U) ―放射光ラミノグラフィによる出土鉄製品付着獣毛の非破壊調査の検討― (継続)
  ・齊藤準 (京都工芸繊維大学)
  「野生絹糸昆虫類の色彩関連分子の資源活用に関する研究」(新規)

【平成28年度】
  
・河原 豊(群馬大学大学院理工学府)
   「蚕への各種ストレスの供与と産生される絹糸の品質に関する研究」(継続3年目)
  
・奥山 誠義(奈良県立橿原考古学研究所)
   「観察および化学分析法を用いた出土繊維製品の構造と材料に関する総合的研究」(新規)
  
・高橋重三(公益財団法人衣笠繊維研究所)・名所高一(京都市産業技術研究所)
  ・高濱(一田)昌利(京都工芸繊維大学)
   「繭の塩類飽和溶液による浸漬と繰糸に関する研究」(共同研究)

【平成27年度】
   ・河原 豊(群馬大学大学院理工学府)
    「蚕への各種ストレスの供与と産生される絹糸の品質に関する研究」(継続)
  ・杉浦和明(京都市産業技術研究所)
     「超臨界二酸化炭素を用いる高反応性繊維の創製」(継続)

【平成26年度】
   ・木村照夫(京都工芸繊維大学工芸科学研究科)
    「廃棄野菜の繊維で利用したシ-ト材料の開発」(継続)
  ・河原 豊(群馬大学大学院理工学府)
    「蚕への各種ストレスの供与と産生される絹糸の品質に関する研究」(新規)
  ・ 杉浦和明(京都市産業技術研究所)
   「超臨界二酸化炭素を用いる高反応性繊維の創製」(新規)

【平成25年度】
   ・白井孝治(信州大学繊維学部)
    「昆虫細胞における放射線障害修復チェックおよび細胞死誘導機構のカイコ卵を用いた解析」(継続)
   ・木村照夫(京都工芸繊維大学工芸科学研究科)
    「廃棄野菜の繊維を利用したシート材料の開発」(新規)

【平成24年度】     
   ・高濱(一田)昌利(京都工芸繊維大学生物資源フィ−ルド科学教育研究センタ-)
    「塩溶液法による繭の貯蔵と繰糸に関する研究」
      ー U. 抱合性の改善と高価格生糸生産の検討」(継続)
   ・長岡純治(京都工芸繊維大学工芸科学研究科)
    「低分子Hsp遺伝子発現を指標として宇宙環境下でのカイコガ胚発生の検討」(継続)
   ・白井孝治(信州大学繊維学部)
    「昆虫細胞における放射線障害修復チェック及び細胞死誘導機構のカイコ卵を用いた解析」(新規)
          
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                      財団法人衣笠会のこれまでの外部連携研究課題
                      【平成23年度】

                          ・ 高濱(一田)昌利(京都工芸繊維大学生物資源フィールド科学教育研究センター
                           「伝統産業としての新しい生糸の生産」(新規課題)

                        ・ 白井孝治(信州大学繊維学部)
                        「エビガラスズメ体色発現研究が拓く新規タンパク質分泌制御機構」(継続課題)

                      ・ 長岡純治(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)
                        「宇宙環境下におけるカイコ卵遺伝子の発現解析」(新規課題)
            
                      【平成22年度】
                           ・ 亀井加恵子(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)
                           「NADPH オキシダーゼ阻害物質および抗酸化物質のスクリーニング系の構築」(新規課題)
                         
                       ・ 白井孝治(信州大学繊維学部)
                         「エビガラスズメ緑色幼虫の真皮細胞に存在するタンパク質凝集成分Xについて」(継続課題)
                         
                       ・ 長岡純治(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)
                         「カイコガ前立腺に存在する endopeptidase である精子活性化因子」
                         
                           ・ 高濱(一田)昌利(京都工芸繊維大学生物資源フィールド科学教育研究センター)
                           「家蚕繭の紫外線遮蔽効果」(継続課題)」

                      【平成21年度】
                         ・ 加藤靖夫(帝塚山大学現代生活学部)
                         「カイコ体液中のβ-ラクタマーゼの特性」(新規課題)
                         
                       ・ 亀井加恵子(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)
                         「桑葉の抗アミロイド形成活性」(新規課題)

                         ・ 長岡純治(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)
                         「カイコガの組織特異的に発現している2つのアルギナーゼ遺伝子は選択的スプライシングにより生じる」(新規課題)

                       ・ 白井孝治(信州大学繊維学部)
                         「エビガラスズメ下唇腺における Hox 遺伝子の発現解析」(新規課題)

                       ・ 高濱(一田)昌利(京都工芸繊維大学生物資源フィールド科学教育研究センター)
                         「繭の紫外線蛍光と色彩値に関する研究」(新規課題)

                       ・ 杉村順夫(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科)
                         「ケナフ繊維の機械的特性 ー 繊維採取の時期および部位による物性変動」(新規課題)