繊維学とその基礎学問領域の成果を研究報告書、書籍発刊、講演会など
の啓蒙活動によって広めるとともに、当財団が維持管理する国登録有形
文化財「衣笠会館」の一般公開事業を行う。
カイコ(蚕)相談室
京都の西陣や丹後は絹織物の生産地として、平安時代から知られ日本の織物文化を創ってきました。絹は、ご存じのように絹独自の
光沢を発し、和装、洋装にも華やかな衣装を創る素材として用いられています。
絹織物の素材は、絹糸昆虫である「カイコ(蚕)」が生産します。
京都の織物文化を理解し、同時に生き物を理解するために「カイコ」を飼育し、その生態、そしてカイコが紡ぎだす「絹」を理解し
てみませんか。私たちは、皆さんのカイコに関する疑問にお答えします。
T. 質問のしかた
まずは下記に連絡を下さい。
電話:075−461−5949
(月曜日〜木曜日の午後)
FAX:075−463−6679
(月曜日〜金曜日のいつでも)
U. 質問に対する答え方(無料)
質問を伺った上で、電話,FAXでは答えられない場合、直接訪問し、疑問に答えます。
訪問する場合には、月曜日と火曜日の午後に訪ねます。
V. 出前講義(無料)
小・中学校の生物クラブ、ご父兄、生物の先生を対象。
Power Pointを用い、静止画や動画を使って、蚕の生態(脱皮、変態、糸を吐いている様子)、繭から糸を操る様子、
絹糸たんぱく質から繭糸までを解説します。