繊維学とその基礎学問領域の成果を研究報告書、書籍発刊、講演会など
の啓蒙活動によって広めるとともに、当財団が維持管理する国登録有形
文化財「衣笠会館」の一般公開事業を行う。
公募
■公益財団法人 衣笠繊維研究所 教育支援事業への提案公募
1. 目的と対象課題
この法人では、繊維に関わる教育活動を支援するために本事業を創設しました。天然繊維、合成繊維についての
化学的・物理学的課題、繊維を産する動植物の生態、生理などの生物学的課題、絹糸昆虫類の飼料植物の農学的
課題など当事業への提案対象課題です。
2. 申請カテゴリ−
1. 個人申請:教材研究などを目的とした教員個人課題
2. 団体申請:教員と学生・生徒が取り組む学校団体課題、複数の教員による教材研究、教育プログラムの開発を
目的とした教員団体課題
3. 助成額
提案課題につき、上限20万円です。
4. 事業実施についての確認事項
1. 申請課題の助成金を他の目的に流用することはできません。
2. 助成金の使途記録を明確にし、所属する学校の第3者による監査を受けて下さい。なお、必要に応じて使途報
告を求めることがあります。
3. 申請課題を推進するに当たり、必要とされる知識・情報及び技術について適宜支援します。
4. 年度末までに、課題成果報告書又は進捗状況報告書を提出して下さい。
5. 申請課題について、公表する場合(例えば、新聞などへの媒体公表、関連研究会などでの口頭発表、論文発表
など)には、事前に公益財団法人衣笠繊維研究所へ報告してください。
これまでの活動
■ 教育支援事業の活動
平成25年度
・ 「繊維製品の感性工学的評価に関する教育プログラムの開発」
京都光華大学キャリア形成学部 知念葉子氏からの提案研究に助成支援
平成24年度
・ 「中学理科教育における教材としての蚕幼虫の生態・形態観察」京都市立衣笠中学校からの提案研究に助成支援
■ 財団法人衣笠会の教育支援活動
平成22年度
・ 「宇宙帰りのカイコの飼育と観察」
全国から中高校の希望校に”宇宙カイコ”を配布し、宇宙環境がカイコに及ぼす影響観察を支援
・ 「カイコを用いた生命連続性の体験学習」
全国中学校理科教育研究会(京都大会)で展示発表
平成23年度
・ 「ホコリの観察と調査」
京都精華女子高校からの提案研究に助成支援
(それぞれの活動内容は当法人の年次報告に掲載されています。)